養成講習のカリキュラムは150時間。どの講座でも学ぶ5つの科目

養成講習のカリキュラムは150時間。どの講座でも学ぶ5つの科目

キャリアコンサルタント養成講習は、どの講座でも厚生労働省が定めた150時間のカリキュラムで行われます。5つの科目と時間数、通学と通信のルール、講座を比べるときに見るところを解説します。

どの講座も5科目・150時間は共通

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キャリアコンサルタントの養成講習は、どの講座でも厚生労働省が定めた150時間のカリキュラムで行われます。講座によって教え方や日程は違っても、学ぶ科目と時間数の枠組みは共通です。この記事では、カリキュラムの中身と、講座を比べるときにどこを見ればよいかを整理します。

  • カリキュラムは5つの科目で合計150時間
  • 最も時間が長いのは「技能」の76時間で、全体の約半分
  • 全体の半分以上は通学(オンライン含む)で行い、どの科目も全部を通信にはできない
  • 講義は30人以下、演習は20人以下で行う


5つの科目と時間数

科目 時間数 主な内容
キャリアコンサルティングの社会的意義 2時間 社会や経済の動きと、キャリアコンサルティングが求められる理由
キャリアコンサルティングを行うために必要な知識 35時間 キャリアに関する理論、カウンセリングの理論、労働関係の法律や制度など
キャリアコンサルティングを行うために必要な技能 76時間(うち基本的な技能60時間) 面談の進め方、相談者の話の聞き方、ロールプレイなど
キャリアコンサルタントの倫理と行動 27時間 守秘義務などの倫理、ほかの専門家や機関との連携など
その他 10時間 講座ごとに設定
合計 150時間

出典:厚生労働省「キャリアコンサルタント養成講習のカリキュラム(別表)」。主な内容は、科目名と国家試験の試験科目をもとに当サイトがまとめたものです。


国家試験の科目との関係

国家試験の試験科目は、次の5つです。カリキュラムの科目とほぼ対応しています。

  • 職業能力開発促進法その他関係法令に関する科目
  • キャリアコンサルティングの理論に関する科目
  • キャリアコンサルティングの実務に関する科目
  • キャリアコンサルティングの社会的意義に関する科目
  • キャリアコンサルタントの倫理と行動に関する科目

出典:厚生労働省「キャリアコンサルタントになりたい方へ」
学科試験は知識を、実技試験(論述・面接)は技能を確かめる試験です。カリキュラムの約半分を占める技能の時間は、実技試験、とくに面接のロールプレイに直結します。


講座の運営に関するルール

カリキュラムには、時間数のほかにも次のようなルールがあります。

  • 全体の半分以上を通学で行う。どの科目も、すべてを通信で行うことはできない
  • 通信で行う場合は、添削指導などの適切な方法を使う
  • 講義と演習には、知識や技能が身についたかを確かめる内容を含める
  • 講義は30人以下、演習は20人以下で行い、演習には講師のほかに補助者を置く


講座を比べるときに見るところ

科目と時間数の枠組みが共通なので、講座の違いは主に次の点に表れます。

  1. 技能の時間の進め方:ロールプレイを何回行うか、講師や補助者からどのように振り返りを受けられるか
  2. 通学と通信の配分:通学の割合は講座によって50〜100%と幅があります(22講座の比較表)
  3. その他の10時間の使い方:試験対策に使う講座もあれば、独自のテーマを扱う講座もあります
  4. 修了後の学び:登録後の更新講習や、勉強会を用意しているか

これらは公式サイトだけでは分かりにくいため、説明会で聞くのが確実です。聞く項目は「説明会で確認したい10項目」にまとめています。


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ご注意

カリキュラムの基準は見直されることがあります。各講座の具体的な内容は、講座の公式サイトでご確認ください。