

※この記事には広告(PR)を含みます。数字は2026年10月28日時点の公的情報です。
キャリアコンサルタント試験の受験者で最も多い年代は、50〜59歳です。第32回試験(2026年7月)では、学科試験の受験者の31%、実技試験の受験者の30%が50代でした。50代から目指す人は珍しくありません。ただし、50代の合格率は学科51.2%、実技58.3%で、30〜40代より低めです。この記事では、50代から目指すときの費用・期間・準備のポイントを数字で整理します。
| 年齢 | 学科の受験者 | 学科の合格率 | 実技の受験者 | 実技の合格率 |
|---|---|---|---|---|
| 40〜49歳 | 994人 | 57.5% | 1,145人 | 67.2% |
| 50〜59歳 | 1,189人 | 51.2% | 1,349人 | 58.3% |
| 60〜69歳 | 384人 | 39.8% | 449人 | 49.9% |
| 全体 | 3,804人 | 54.8% | 4,434人 | 61.7% |
出典:厚生労働省「第32回キャリアコンサルタント試験結果の概要」。年代別の合格率は、受験者数と合格者数から当サイトが計算しました。
年代が上がるほど合格率は下がる傾向があります。ただ、50代でも実技は約6割、学科も約半数が合格しています。年齢よりも、準備の時間をどう確保するかが結果を分けると考えられます。
専門実践教育訓練給付金には、年齢の上限がありません。雇用保険の加入期間が3年以上(初めて受ける人は2年以上)あれば、50代でも受講料の50〜80%が戻ります。
一方、受講中の生活を支える教育訓練支援給付金は、受講開始時に45歳未満であることが条件のため、50代は対象になりません。
出典:ハローワークインターネットサービス「教育訓練給付金」
| 費用 | 金額の目安 |
|---|---|
| 養成講習の受講料(基本料金) | 19万8,000円〜43万7,800円 |
| 給付金70%を受けた場合の自己負担(受講料30万円の場合) | 9万円 |
| 受験料(学科+実技) | 3万8,800円 |
| 登録手数料+登録免許税 | 1万7,000円 |
講座ごとの受講料は「養成講習の費用と給付金」の記事で一覧にしています。
50代の学科の合格率は51.2%で、実技(58.3%)より低くなっています。養成講習150時間のうち約半分は実技につながる技能の時間なので、法律や理論の知識は講習と並行して自分で覚える時間が必要です。講習の開始と同時に、学科の勉強を少しずつ始めると安心です。
試験は年3回です。受けたい回を決め、講習の修了日と受験申請の締め切りが合う開講期を選びます。日程は「試験日程の記事」にまとめています。
給付金の70%・80%を受けるには、資格を取ったあとの雇用や賃金の条件があります。いまの会社で活かすのか、転職するのか、独立するのかで、受け取れる給付金も変わります。
登録後は5年ごとに更新が必要です。更新には、知識講習8時間以上と技能講習30時間以上の受講が求められます。長く活動するなら、更新の費用と時間も見込んでおきましょう(登録と更新の記事)。
給付金の支給要件は、個別の事情によって変わります。受講の前に、住所地のハローワークで必ず確認してください。