オンラインで受けられる養成講習の選び方。「通学」「通信」「オンライン」の違い

オンラインで受けられる養成講習の選び方。「通学」「通信」「オンライン」の違い

キャリアコンサルタント養成講習は、Web会議のオンライン授業も「通学」に含まれます。通信だけでは修了できない理由と、22講座の通学・通信の配分、働きながら受ける人の選び方を厚生労働省の資料で解説します。

オンラインでも半分以上はリアルタイムの授業

※この記事には広告(PR)を含みます。数字は2026年10月28日時点の公的情報です。

キャリアコンサルタントの養成講習は、自宅からオンラインで受けられる講座が増えています。ただし、通信(動画やテキストでの自習)だけで修了できる講座はありません。全体の半分以上を、リアルタイムの授業で受けることが決まっているからです。この記事では、「通学」「通信」「オンライン」の違いと、働きながら受ける人の選び方を整理します。

  • 「通学」はリアルタイムの授業。Web会議でのオンライン授業も含む
  • 「通信」は配信動画やテキストで、自分のペースで進める形式
  • どの講座も全体の半分以上が通学。通信だけでは修了できない
  • ロールプレイなどの演習は、通学の時間に行われるのが基本


3つの形式の違い

形式 内容 時間の自由度
通学(教室) 教室に集まって受けるリアルタイムの授業 決まった日時に会場へ行く
通学(オンライン) Web会議システムを使い、自宅などからリアルタイムで参加する授業 決まった日時に参加する。移動は不要
通信 配信動画やダウンロードしたテキストで、期間内に自分のペースで進める 期間内なら好きな時間に進められる

出典:厚生労働省「キャリアコンサルタントになりたい方へ」
つまり「オンライン講座」と呼ばれるものの多くは、オンラインの通学と通信を組み合わせた形式です。通学の時間は、自宅からでも決まった日時に参加する必要があります。


通信だけで修了できない理由

養成講習のカリキュラムは厚生労働省が定めていて、次のルールがあります。

  • 全体の半分以上を通学で行う
  • どの科目も、すべてを通信で行うことはできない
  • 通信で行う場合は、添削指導などで理解度を確認する
  • 演習は20人以下で行い、講師のほかに補助者をつける

カリキュラム150時間のうち、キャリアコンサルティングを行うための「技能」の科目が76時間で、全体の約半分を占めます。ロールプレイなど相手とのやりとりを練習する内容が中心なので、リアルタイムの授業が欠かせません。
出典:厚生労働省「キャリアコンサルタント養成講習のカリキュラム(別表)」


通学と通信の時間は講座ごとに違う

厚生労働省の一覧にある22講座では、通学の時間は75〜154.5時間、通信の時間は0〜90時間です。

通学の割合 講座数 向いている人
50〜55% 8講座 自習の時間を多くとり、決まった日時の授業を減らしたい人
56〜65% 10講座 自習と授業をバランスよく進めたい人
66%以上 4講座 授業の中で質問しながら学びたい人

通学の割合は、厚生労働省「キャリアコンサルタント養成講習一覧」の時間数から当サイトが計算しました。講座ごとの数字は「22講座の比較表」にまとめています。


働きながら受ける人の選び方

  1. 通学の曜日と時間帯を先に決める:平日夜、土日、平日昼など、続けられる時間帯から講座を絞ります
  2. 欠席したときの振替を確認する:急な仕事や体調不良で休んだとき、別の日程に振り替えられるかは講座ごとに違います
  3. 通信の締め切りを確認する:通信の課題は「いつでもよい」わけではなく、期間内に終える必要があります
  4. オンラインの環境を確認する:カメラとマイクを使ったロールプレイがあるため、静かに話せる場所と安定した回線が必要です

通学(オンライン含む)の時間が長い講座ほど、修了までの期間中に予定を空ける日が増えます。説明会で、修了までの日程表を見せてもらうと判断しやすくなります。


よくある質問

Q. 完全オンラインの講座でも国家試験を受けられますか?

受けられます。厚生労働大臣が認定した養成講習であれば、オンラインの通学と通信の組み合わせでも、修了すれば受験資格を得られます。認定されているかはキャリアコンサルタント講習検索サイトで確認できます。

Q. オンラインの講座でも給付金の対象になりますか?

専門実践教育訓練給付金の対象かどうかは、形式ではなく講座ごとの指定で決まります。教育訓練講座検索システムで、受講したい講座と開講期を確認してください。


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ご注意

講座の形式・日程・料金は変わることがあります。最新の情報は、各講座の公式サイトでご確認ください。