キャリアコンサルタント試験の合格率。第30回〜第32回の結果と年代別の傾向

キャリアコンサルタント試験の合格率。第30回〜第32回の結果と年代別の傾向

第32回キャリアコンサルタント試験の合格率は学科54.8%、実技61.7%、同時受験の両方合格45.8%でした。直近3回の合格率と平均点、年代別の合格率を厚生労働省の公表資料から整理します。

第32回の合格率は学科54.8%・実技61.7%

※この記事には広告(PR)を含みます。数字は厚生労働省の公表資料(2026年10月28日時点)によります。

キャリアコンサルタント試験の合格率は、学科が5〜8割、実技が6割台です。学科と実技を同時に受けて両方に合格した人は、第30回・第31回は約6割でしたが、第32回(2026年7月)は45.8%に下がりました。学科の合格率が80.6%から54.8%へ大きく下がったためです。

  • 第32回の合格率は学科54.8%、実技61.7%、同時受験の両方合格45.8%
  • 学科の合格率は回によって大きく動く。第32回は学科の平均点が69.3点で、合格基準の70点を下回った
  • 実技の合格率は3回とも6割台で安定している
  • 受験者の平均年齢は45〜46歳


直近3回の合格率

回(実施時期) 学科 実技 同時受験の両方合格
第32回(2026年7月) 54.8%(2,086人/3,804人) 61.7%(2,736人/4,434人) 45.8%(1,430人/3,120人)
第31回(2026年3月) 80.6%(4,017人/4,983人) 64.6%(3,599人/5,568人) 59.8%(2,549人/4,264人)
第30回(2025年11月) 77.6%(3,891人/5,013人) 64.1%(3,321人/5,182人) 58.0%(2,347人/4,045人)

カッコ内は合格者数/受験者数です。いずれも2つの試験機関の合計です。
出典:厚生労働省「第32回」「第31回」「第30回キャリアコンサルタント試験結果の概要」


平均点で見ると

回 学科(100点満点) 実技(150点満点) 論述(50点満点) 面接(100点満点)
第32回 69.3点 91.0点 32.4点 59.8点
第31回 76.8点 91.4点 32.5点 60.0点
第30回 75.6点 91.8点 32.1点 60.5点

合格基準は、学科が100点満点で70点以上、実技が150点満点で90点以上です。実技の平均点は3回とも合格基準を少し上回る91点前後で、ほとんど動いていません。一方、学科の平均点は第32回で69.3点となり、合格基準を下回りました。学科は回ごとの問題の難しさで合格率が大きく変わるため、「学科は易しい」と油断しないことが大切です。
実技は、合計点の基準に加えて、論述と面接の評価区分ごとに満点の40%以上が必要です。合計点が足りていても、どれか1つが基準に届かないと不合格になります。


年代別の合格率(第32回)

年齢 学科の合格率 実技の合格率
30歳未満 52.2%(189人/362人) 60.9%(277人/455人)
30〜39歳 64.8%(559人/862人) 66.3%(674人/1,016人)
40〜49歳 57.5%(572人/994人) 67.2%(770人/1,145人)
50〜59歳 51.2%(609人/1,189人) 58.3%(787人/1,349人)
60〜69歳 39.8%(153人/384人) 49.9%(224人/449人)
70歳以上 30.8%(4人/13人) 20.0%(4人/20人)

合格率は、厚生労働省「第32回キャリアコンサルタント試験結果の概要」の年代別の受験者数と合格者数から当サイトが計算しました。
受験者が最も多いのは50〜59歳で、学科・実技とも受験者の約3割を占めます。50代以上で受ける人の準備については「50代からキャリアコンサルタントを目指す」の記事で解説しています。


不合格でも、合格した試験は次回免除

学科か実技の一方だけに合格した場合、次の回からはその試験が免除され、残りの試験だけを受けられます。受験料も、学科のみなら8,900円、実技のみなら29,900円です。


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ご注意

合格率は回によって変わります。最新の結果は、厚生労働省や試験機関のホームページでご確認ください。